佐渡の美味い酒、美味いモンを「私、熱燗小僧」がお届けします ただし、二十歳に満たない方へお酒は売りません

私が一本の純米酒に衝撃を受けて以来、こんなウマイ酒を多くの人に紹介する術を
教わってはや二十数年。
酒の会ではお客様同士がお互いに酒を酌み交わしながら酒談義に盛り上がり、また
頒布会ではお一人ずつが自宅でジックリと楽しんでいただく。そして、ご意見・感
想をいただき造り手に返す。そんな事をしながらの二十数年。

そんな中でお客様からのありがたいお言葉や酒の会を終えての感想を幾つか紹介
いたします。

1,酒の会の数日後、出席されたお客様から「この前、ありがとう。あの時はつい
調子に乗って飲み過ぎたもんで次の日はダメかと思うたら意外とスッキリ起きられ
たっちゃ!酒が良かったんだろうのー」と言われました。
この言葉はベテランさんに多かったようです。
コレ、飲んでいただく酒は全て純米酒だからだと思うんですが、どうでしょうか。

2,年齢層に幅があるのが当店主催の酒の会です。20代前半から70代くらいまで。
ある会で二人組の女性に「この酒は無理かなー」と思いながらも熟成して色の付い
た広島の酒を持っていったところ、暫くして「美味しいからお代わりください」と
言われた時はホント魂消ました。
酒の好みに年齢や性別は関係ないんだという事を教えられました。

3,大小酒の会を重ねるうちに、終わった時に一番減っている酒がその日で一番
人気の酒だという事。です。乾杯の後、最初に飲んで「スゴイ、コレ!」「いい
香り」とか言われたとしてもその酒がずーっと最後まで飲まれるとは限らない事。
逆に、一口目のインパクトは弱くても料理と一緒に飲み続けられる酒こそが皆か
ら支持される酒という事になるのかも知れません。

4,頒布会の企画が良い、分かりやすい、面白いとお褒めの言葉をいただきまし
た。
 ・初期の頃に開催した速醸酛と生酛の飲み比べ。
 ・夏場の生酒企画
 ・晩酌にピッタリの懐にも優しい純米酒頒布会
 ・同一蔵の比較的若い酒と5年から10年くらいの熟成酒の飲み比べ
  例として花垣純米酒と花垣調熟純米酒の月や睡龍純米29BYと20BY飲み比べ
などです。
20年前から続けてきた酒の会も「純米酒の会」に始まり「チョッと一杯の会」へ
そして3年くらい前からは「熱燗小僧の会」に替わりました。

今では最初の一口を冷やで飲んで味見をして次にお燗で。その後は、あまり冷や
に戻ることは無く大体がお燗で楽しみます。だから「熱燗小僧」なんでしょう。

また、真夏の30℃を超えるなか野外での熱燗小僧の会では・・・
暑い時こそ日本酒は熱燗が美味いという結論に達しました。ただ、その後全員が
生ビールを一気に飲んだ事を覚えております。夏場の常温の日本酒はとても中途
半端でダメでした。こんな事も実際にやってみて初めて分かった事です。
とにかく日本酒に対して貪欲なまでに愛がある方たちの集まりなんでしょう。

「熱燗小僧の会」
今は大々的には開催できませんが、また機会をみて日本酒好きな方に声をかけ
楽しい純米酒の会を開催していきたいです。

以上