佐渡の美味い酒、美味いモンを「私、熱燗小僧」がお届けします ただし、二十歳に満たない方へお酒は売りません

元旦しぼり
12年前の元日に搾られた生酒が干支を一周して
今、驚きの美味さに 1830mlの生原酒 1

5,500円(税500円)

購入数
朝日山の元旦しぼり
出荷日を元日と決めて酒の仕込み計画が立てられます。
でも
コレはちょっと無謀ではないかと思うんです。
だって、発酵の進み具合が必ずしも計画通りにいくとは限らんからの〜。

何といっても微生物という目に見えない生き物に働いてもらう訳だから
「思い通りにいかんのが当たり前」それが酒造りだと思うております。

それをある程度計通りにいくようにコントロールして仕上げるんでしょう。
こりゃぁ大変な事ですわ。

そうして出来上がった「元旦しぼり」は毎年同じ味にならないのが
当たり前。
日本酒なんてそんなもんです。
逆にそこが良い所だと思うております。

今現在、当店奥の土蔵には数本の「熟成 元旦しぼり」が数本
眠っております。
その一本を先日の大晦日に開催した「年越し熱燗塾」というイベンドで
開けましたが・・・
これがえらくいい熟成をしておったもんですから
まだ、時期も時期このタイミングで飲んでいただこうと思い
掲載しました。
酒の規格からすればただのアル添の普通酒です。
発売当時は”度数高めでアルコールピリピリの辛い酒”だったように思います。
逆に、だからこそ”お蔵入り”してどうなるか試そうという考えになったんだと
今さらながら思います。
そして一周回った12年後、添加された醸造アルコールが発酵してできた酒と
見事に一つになり円やかで深みのある和やらかな味わいに仕上がりました。

ただ、アルコール度数が18%と高めのため、私は一割程度割り水して
お燗で飲んでおります。
このやり方は真稜 逸見酒造の純米原酒 至 7号酵母も同じです。
ナンセ、酒 弱いもんですから。
強い弱いでなくてちょっと軽くなって飲みやすいという事です。
一割くらいがちょうど良いかと。
ぜひお試しください。


おすすめ商品